【県大会直前!】浜松市中学生ソフトテニス新人戦(市スポ&西部予選)結果まとめ|分析と県大会へ向けて

【県大会直前!】浜松市中学生ソフトテニス新人戦(市スポ&西部予選)結果まとめ|分析と県大会へ向けて

これまでクロスポマガジンでは、
ソフトテニスで必要な4つの力のうち、
「動く力」「打つ力」について解説してきました。

今日は少しだけ休憩して、
9月と10月にあった新人戦の予選の結果を振り返ってみたいと思います。

というのも、明日はいよいよ新人戦・ヨネックス杯県大会の本番
そこで今回は、Cross Sportsのクラブ練習に通っている生徒の市民スポーツ祭(市スポ)とヨネックス杯西部予選の結果をデータで整理してみました。
どんな選手が勝っていて、どんな力が伸びてきているのかを分析してみました。

市スポは、浜松市内の中学校のみが参加する市大会
男子個人戦は 163ペア、女子個人戦は 177ペア がエントリーしました。

Cross Sportsに通っている生徒は 20名が出場。(Cross Sports浜松東とマンツーマンは除外)
そのうち 14名(=70%)が西部大会への進出を決定しました。

プランごとの西部大会進出率

市スポは9月末に開催されたため、
特に夏休みである8月からの練習の積み重ねが、もっとも結果に反映されやすい大会でした。

そこで、
「プランごとで結果に差は出るのか?」
という興味からデータを整理してみました。

Cross Sportsとしても非常に興味深い部分だったため、
8月・9月のプラン在籍状況から、
市スポから西部大会へ進出した割合を分析してみました。

◆ Proプラン(週4回)

  • 西部進出率:80%

◆ Basicプラン(週2〜3回)

  • 西部進出率:57.1%

◆ Liteプラン(週1回)

  • 西部進出率:33.3%

ペアで通っている子たちの西部大会進出率

こちらも興味本位でデータにしてみました。

  • ペア参加:6ペア/6ペア
  • 西部進出率:100%

データを見て気づいたこと

プラン別の数字だけ見ると、練習回数が多いほど進出率が高いです。
でも、これは「いっぱい練習したから勝てた」という単純な話ではありません。

組み合わせもあるし、
そもそも部活動での練習量や、
学校ごとの環境差も無視はできません。

つまり、
このデータだけでパキッと結論を出すつもりはありません!笑
(あくまで、興味本位でまとめてみただけです。)

とはいえ——

8月・9月のCross Sportsでは、
基礎練習(特に“球数”を意識したメニュー) と
フィジカルトレーニング
にしっかり時間を使ってきました。

その積み重ねが、

  • 打点の入り方
  • ラリーの継続力やボレーミスの減少
  • 最後まで踏ん張る体力
    などに少しずつ表れてきて、
    結果として“進出率の高さ”につながった部分は、
    正直あるのかなと思います。

もちろん、数字以上に、
1人ひとりの努力の積み重ねが一番の要因ですけどね。

そして、今回データを整理していて、
個人的に「おっ」と思ったのが、
ペアで通っている子たちの進出率が100%だったこと。

普段から同じメニューを受けて、
相談し合いながら練習しているのもあって、

  • 戦い方への共通理解
  • 役割分担
  • 苦しい場面でどうするか

こういった部分が本番に活きたのかなという印象です。

100%は偶然もあるかもしれませんが、
それでもコーチとしては素直に嬉しい結果でした。

ここからは、10月に行われたヨネックス杯・西部予選の結果分析です。

西部予選は、
各地域(浜松市〜菊川市辺り)の予選で勝ち上がった選手たちが参加する大会です。

男女それぞれ 80ペアがエントリー しています。

Cross Sportsに通う生徒は 14名出場
そのうち 10名が県大会に進出(71.4%) という結果になりました。

市スポに続き、西部予選でも
しっかり結果を残してくれたのは本当に嬉しいですし、
日頃の練習の積み上げが形として出てきていると感じました。

プランごとの県大会進出率

市スポと同様、県大会進出率を出してみました。

◆ Proプラン(週4回)

  • 県大会進出率:100%

◆ Basicプラン(週2〜3回)

  • 県大会進出率:66.7%

◆ Liteプラン(週1回)

  • 県大会進出率:40%

ペアで通っている子たちの県大会進出率

  • ペア参加:6ペア/8ペア
  • 県大会進出率:75%

データを見て気づいたこと

市スポが9月末だったので、
西部予選までは約1ヶ月。
この期間では、市スポでの反省点や良かったことを
選手一人ひとりと洗い出し、レベルアップするための“準備期間”でした。

西部予選は、市スポより一段レベルが上がる大会。
ラリーの質も、相手の打球のスピードも、
駆け引きの密度も増してきます。

そんな中でも、
初めて県大会に出場できたペアがほとんどだったり、上位に進出できたり、と
数字(進出率)以上に大きな成長を感じました。

西部予選までの1ヶ月間で特に取り組んだこと

ただ球数を打ったり、ただ走ったり、
という1ヶ月ではありませんでした。

この期間は、
市スポで洗い出した「各選手の課題に合わせた練習」 を特に重視しました。

  • ファーストサーブの威力や確率の向上
  • 振り回された時の対処
  • 攻めるテニスをするためのトップ打ちとセカンドレシーブの練習
  • 高いロブのスマッシュ練習
  • 前衛のポジションと駆け引きする力の強化

こういう “個人の課題に寄り添った練習” を
全体練習の中に取り入れながら、
みんなで共有していきました。

もちろん、
基礎練習(球数を打つ練習)や
動く力を作るフィジカルトレーニングも継続。

ただ、それ以上に今回は
「試合を戦うための練習」
に時間を使った印象です。

西部予選から県大会までの間も、
それぞれが自分の課題に向き合ってしっかり準備してきました。

県大会は、これまでよりもレベルが高く、
試合の展開もスピードも一気に上がります。
でも、その分だけ“成長が見えやすい舞台”でもあります。

勝ち負けはもちろん大事ですが、
明日どんなプレーが出るのか、誰が勝つのか、
とても楽しみです!

緊張する場面もあると思いますが、
余計なこと(雑念)を考えず、今の力をそのまま出してきてください。

Cross Sportsに通ってるみんなが
どんな県大会を戦ってくれるのか、
しっかり見届けたいと思います。

今 Cross Sports に通ってくれている子たちは、
あくまで 学校の部活動が中心で、
その上で「もっと上手くなりたい」「課題を克服したい」という思いから
+αとしてクロスポに参加してくれています。

だからこそ、
ここまで成長して県大会の舞台に立てるのは、
日々の部活動で指導してくださっている顧問の先生やコーチのおかげでもあります。
僕たちはその補助として関わらせてもらっているに過ぎません。

県大会は、市スポや西部予選よりさらにレベルの高い大会ですが、
その中でみんながどんなプレーを見せてくれるのか、誰が勝つのか、
本当に楽しみです。

緊張する場面もあると思いますが、
余計なこと(雑念)を考えず、今の力をそのまま出してきてほしいです。

Cross Sportsに通ってるみんなが
どんな県大会を戦ってくれるのか、
しっかり見届けたいと思います。

投稿者プロフィール

Cross sports 山田 就蔵
Cross sports 山田 就蔵